売上の最適化 ①

先ずは、お客様を増やすことからはじめましょう!ということでお客様から他の誰かを紹介してもらうという方法を提案しました。

他にもテレアポ、DM、FAX、メールなどで新規顧客を増やす方法はありますが、今回は売上の式の2番目、(お客様一人あたりの平均販売額)を上げるについてです。

改めて売上の式についてです。

売上=(お客様の数)×(お客様一人あたりの平均販売額)×(お客様の購入頻度)

ここではマーケティングでいうところの、アップセルとクロスセルを紹介します。

アップセル

アップセルとは、「よりランクの高い商品を購入してもらうこと」です。

アップセルを実施することで(お客様一人あたりの平均販売額)を上げることが出来ます。
例えば、新車の購入を検討しているお客様に、現在検討している車種の上位版を案内し購入してもらうことです。
「この車欲しい!」と思っているお客様に、「もっと性能の良いタイプがありますよ!」とすすめ、より高額な車を買ってもらうのです。

これだけで売上はアップします。

アップセルを前提にして、商品開発することが良いのではないでしょうか?

寿司やとんかつでも通常品と上と名がつくランクの高い商品を用意しています。
お客様に選択肢を広げ、より高いランクの商品を選んでいただくことで売上アップが可能です。

クロスセル

クロスセルとは、「他の商品を併せて購入してもうらこと」です。クロスセルも実施することで(お客様一人あたりの平均販売額)を上げることが出来ます。

例えば、新車の購入を検討しているお客様に、現在検討している車種に装備されていないオプションを併せて購入してもらうことです。
「この車欲しい!」と思っているお客様に、「このオプションをつければ、もっと快適になりますよ!」とすすめ、車の購入金額を上げて買ってもらうのです。

これだけで売上はアップします。

マクドナルドでも「ご一緒にドリンクはいかがですか?」とすすめられるのもクロスセルを施策として取り入れているからです。このような例は、他にも探せば、いくらでもあるのではないでしょうか?

アップセル、クロスセルともに現在の顧客数を増やすことなく、売上アップが可能です。

ぜひ、あなたのビジネスに取り入れることをおすすめします。