Facebook広告の特徴について①(LPO Web広告編)

前回はSNS広告のメリット・デメリットについてみてきました。SNSにはそれぞれの特徴があります。Web広告にもSNS毎に特徴があります。今回はFacebook広告を見ていきましょう。

Facebook広告は「Facebook」「Instagram」「Audience Network」などに配信されます。

Facebookは世界で一番利用者数が多いSNSです。国内利用者数は2,600万人です。メインユーザー層は30代~40代です。10代での利用はほとんどありません。

InstagramはFacebookが所有する会社で写真や動画投稿に特化したSNSです。国内利用者数は3,300万人です。メインユーザー層は20代~30代です。50代以上の世代の利用は少ない傾向にあります。

Contents

Facebook広告の特徴

①高精度なターゲティングができる

Facebookに登録されている膨大な実名を含むユーザー情報、操作履歴、ブラウザ履歴、位置情報などが利用できるので、詳細なターゲティングを行うことができます。また、メールアドレスなど既存顧客の情報を基にしたターゲティングもできます。

②幅広い世代への配信ができる

「Facebook」「Instagram」「Audience Network」などへ配信ができるので、10代~60代以上まで幅広いユーザーにアプローチできます。世界で毎月20億を超える人がFacebookを利用しているため、あなたがアプローチしたい相手が見つかります。

③表示されやすい

Facebookのアルゴリズムでは、ニュースフィールドにおいて優先的に親しい友達やグループの投稿が表示されます。結果として、企業による無料の投稿は表示されにくい傾向にあります。しかし、有料のFacebook広告を使えば、効果的にターゲットにアプローチできます。

Facebook広告のフォーマット

①写真広告

写真広告は、高品質な画像やイラストを使用してビジネスを紹介できます。FacebookやInstagramの写真広告は、刺激的な画像と、魅力的なコピーを使ってあなたの企業や事業内容の認知度を高めるのに優れた効果を発揮します。次のような場合人々をウェブサイトに誘導したい場合に写真広告の使用をおすすめします。

②動画広告

映像でビジネスを伝えられます。動画広告には、短い動画から長い動画まで、 さまざまな長さとスタイルが用意されています。あなたのビジネスに適した、予算や目的で動画広告を作成できます。

③Instagramストーリーズ広告

Instagram Storiesはモバイルにフルスクリーンで表示され、利用者をコンテンツに引き込むことができます。ストーリーズ広告を使い、日常生活のあらゆる場面で利用者とつながることができます。人気のInstagramストーリーズの1/3をビジネスからの投稿が占めています。

④Messenger広告

Messenger広告は、Messengerアプリの[チャット]タブに表示されます。広告をタップすると、利用者はMessenger内のコールトゥアクション付きの詳細説明画面に誘導されます。コールトゥアクションはさらに、サイトやアプリ、Messengerでのビジネスとのスレッドなど、広告作成時に選択したリンク先に利用者を誘導します。Messenger広告を使うと利用者がビジネスとのスレッドを開始でき、既存の顧客や潜在顧客と1対1のやり取りができます。

⑤カルーセル広告

カルーセル広告はFacebook、Instagram、Messenger、Audience Networkで利用できます。1つの広告で最大10件の画像や動画を表示し、 それぞれに別のリンクを付けることができます。広告内で紹介できる画像や動画が増えるので、複数の製品を紹介したり、1つの製品の機能やサービスなどを複数紹介したり、プロセスを順を追って説明したりできます。

⑥スライドショー広告

Facebookスライドショー広告は、動画のように動きや音、テキストを使ってストーリーを美しく伝える広告です。スライドショー広告は簡単に手頃な費用で作成できます。費用をかけずに動画並みのインパクトを生み出しましょう。接続速度が遅い場所でも複雑なプロセスや物語を没入感のある広告として手軽に作成したい場合に効果を発揮します。

⑦コレクション広告

コレクション広告は、 ビジネスの製品やサービスを人々の見せて、紹介して、購入してもらうことができます。 商品を見つけてもらってから購入までのプロセスを簡単にすることができます。

⑧プレイアブル広告

プレイアブル広告フォーマットは、FacebookとAudience Network向けのインタラクティブな動画広告です。モバイルアプリの広告主様はこの広告でアプリお試しの機会を提供し、アプリに相応しい、高い購入意向を持つ利用者にアプリのインストールを促すことができます。

⑨インスタントエクスペリエンス

インスタントエクスペリエンスは、モバイルデバイスでタップされると開いてフルスクリーン表示になる広告フォーマットです。インスタントエクスペリエンスを作成すると、ブランドや商品、サービスを視覚的に訴えることができます。

まとめ

Facebook広告では詳細なターゲティングができます。「Facebook」「Instagram」「Audience Network」などに配信でき、有料広告なので表示されやすくなります。Facebook広告では明確なターゲットを選定できるかがカギとなります。また、広告のフォーマットの種類は多く、ビジネスの成功に向けて最適なフォーマットを選ぶことができます。

次回は、ターゲット設定方法、費用などについてみていきます。