ホームページを検索エンジンで上位表示させるSEO対策は有名ですが、ランディングページの最適化(LPO)って知っていますか?ここではLPOについて解説します。
Contents
ランディングページの構成要素
ランディングページはお客さんに興味を持ってもらい、そのまま商品の購入、サービスの利用まで進める事が目的ということを忘れてはいけません。その上でランディングページの構成を見ていきましょう。
ランディングページは大まかに次の6つの構成要素からできあがっています。
- ヘッドライン
- キービジュアル
- サブヘッドライン
- ベネフィット
- CTA
- 社会的証明
書き方としては、一気に全部は出来ませんので各構成要素に分解し、1つずつ制作することです。今日はヘッドラインとベネフィットで、明日はキービジュアルをというように、プラモデルを組み立てるみたいに作っていくのがコツだと聞いたことがあります。
ランディングページにも最適化(LPO)がある
自社のホームページなどを検索サイトで上位表示させることを目的とした、SEO対策がありますが、ランディングページにもLPO対策があります。ランディングページの場合は検索で上位表示を目指すというのではなく、お客様がサイトの途中で離脱するのを防いで、コンバージョンまで持っていくことを目指します。
いくら広告に力を入れてお客様を集めたからといって、サイトの途中離脱が多ければ、コンバージョン率は低いままです。とても効率が良いとはいえません。だからこそ、お客様のニーズにあわせ、カスタマイズしたランディングページを制作することやコンバージョン率の上がるランディングページのテスト検証することなどが必要なのです。
これらの構成要素を変えてテスト検証していきます。例えば、ヘッドラインや構成の順番を変えてみたり、ビジュアルを変えたりとかそれぞれのコンバージョンを比較し、検証していくのです。よく用いられるのが、ページ内容を比較するA/Bテストです。AパターンとBパターンの2パターン用意し、「A、Bどちらがより良い成果を出せるのか」と検証するテストです。このテストを行うことで、お客様がクリックしやすく、コンバージョンしやすいランディングページが出来上がるのです。
なぜLPOが有効なのか?
ランディングページは、縦長の1ページで制作し、外部とのリンクがほとんどないので、お客様の注意を他に向けさせないという特徴があります。しかも、情報も簡潔にまとまっていることも多く、お客様が欲しい商品やサービスに意識が向くようになっています。ページを読み始めたお客様は、途中で離脱するのか?、それともコンバージョンまでいくのか?の2択を迫られます。もし、面白い映画のように始めから最後まで興味を持って読んでもらえたら、そしてそこにお客様の心を揺さぶる、ヘッドライン、キービジュアル、ベネフィットがあれば、高確率でコンバージョンまでいってくれるのではないでしょうか。
こういったことからも、LPO対策したランディングページは、コンバージョンに影響します。
コンバージョンに影響するLPOは必要!
今の時代、LPOなくして、良いランディングページは制作できません。インターネットビジネスでランディングページの成功がどれだけ大切なことなのかといことを企業もわかっています。最近では、企業がテレビにかける広告費よりも、インターネットにかける広告費の方が多いとのことです。
もう、インターネットを使ったビジネスは無視できません。
ランディングページの制作会社は価格が安いところから高いところまで数多くあります。予算にもよりますが、LPO対策のため、運用までできる会社で制作することをおすすめします。