本記事では地域密着型ビジネス(店舗経営)で本領を発揮するローカルSEO(MEO)について簡単にご紹介します。相性の良いビジネスや大まかな活用方法をお伝えします。

地域密着でビジネスをやっていれば、Web集客にそこまで力を入れてこなかったという方もいらっしゃるかと思いますが、新型コロナウイルスの影響でWeb集客に舵を切り始めた会社も少なくありません。 顧客のニーズも徐々に変化しており、社会全体がちょうど過渡期を迎えています。 その中で地域に生き残るために今必要なのは、ローカルSEOやMEOと呼ばれるWebの活用法です。やってないという方がいらっしゃれば、今後是非取り入れてみてください。

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ローカルSEO(MEO)とは?

ローカル+SEOという言葉でピンときた方もいるかもしれませんが、「地域+〇〇」という検索結果で上位表示させるための施策を主に指しています。 ちなみにローカルSEOと同じ意味で使われるMEOは和製英語で、”Map Engine Optimization”の略だそうです。 以降、MEOと省略させていただきます。 例えば「金沢市+寿司」で検索したときに、このような検索結果が表示されます。
MEOとリスティング広告の表示位置
青枠で囲んだ部分は、広告よりも更に上に表示されているのがお分かりいただけるかと思います。 赤枠の広告のさらに下に、やっと通常の検索結果が表示されます。 (地域名で検索したときに全ての結果でこのように表示されるわけではありません。)

ローカルSEO(MEO)と相性のいいビジネス

ところで、全てのビジネスでMEOで検索結果での上位表示を目指すのは正しいマーケティングだと言えるでしょうか? 仮にあなたの会社がインターネット通販を行う会社だった場合、MEOは必ずしも必要ではないでしょう。なぜなら特定の地域に絞ってターゲットを探すことに意味がないからです。 MEOと相性が良いのは店舗型でそこに足を運ばなければ商品が購入できなかったり、サービスを受けることができなかったりする場合です。 なぜなら、検索ユーザーはあなたのお店を知らないから「地域+業種」という検索の仕方をしています。 最初から、金沢市で最も美味しいお寿司屋さんを知っていたらそもそも検索をする必要がありませんし、場所や電話番号を知りたければ店舗名を検索しているはずです。 上記に挙げたように、お寿司屋さんなどの飲食店、居酒屋、美容室、ネイルサロン、整体、病院など挙げればいろんな業種が当てはまりますが、共通して言えるのは先ほども申し上げた通り、ほとんどが店舗型ビジネスを行っている場合です。

ローカルSEO(MEO)の活用方法~Googleマイビジネスに登録~

ここまで読んでいただいている方は、おそらく実際にMEOを施策として行う具体的な方法が知りたい方だと思います。 まずはGoogleマイビジネスに登録し、最新情報を入力しておきましょう。 先ほどお寿司屋さんを例として挙げた検索結果でMEO表示されているものは、全てGoogleマイビジネスに登録されている店舗です。MEOと言えばGoogleマイビジネスと言っても過言ではありません。 実は私も「なんだかビジネスってついてるし、サブスクみたいに毎月お金かかりそうだな~」と思っていたのですが、とても簡単でお金もかかりませんので、ご安心ください。まだやってないという方はとりあえず登録だけでもしておきましょう。
Googleマイビジネスでできること
Google マイビジネスへようこそ – Google マイビジネス ヘルプ
Google公式ページにもあるように、ユーザーにとって有益なのはもちろんですが、お客様とのやり取りの中で新規顧客にアピールできることも大きな魅力の一つですね。

【まとめ】ローカルSEO(MEO)は実はコスト0で地域密着型ビジネスに有効な対策

Web集客を行いたいという方は、時代の流れに加えコロナの影響もあってか、増加傾向にあります。 その中でも、ご自身の会社やビジネスに最適なWeb集客方法を最短で見つけることがコストを最小限に抑えるコツです。 店舗型ビジネスをやっているというのであれば、Googleマイビジネスはコストもかからず地域に密着することが可能です。まずは登録することから始めてみてはいかがでしょうか。 他の企業がお金を投じて広告を打っている中で、Googleマイビジネスを丁寧に運用することができれば、コスト0円でも検索結果で上位表示されることは夢ではないかもしれませんね。 「Googleマイビジネス登録後に最低限やっておきたいこと」に関しては鋭意作成中です。しばらくお待ちくださいませ。