「多くのキーワード選定ツールがあるけど、何を使えばいいのか分からない。」
「キーワード選定ツールは無料よりも有料のものを使うべきなの?」
せっかく自社サイトでコラムや記事執筆をするなら、多くの読者に読んでもらえるようにキーワード選定にもこだわりたいですよね。
そこで今回は、キーワード選定の方法と、無料と有料に分けてキーワード選定に使えるおすすめツールを紹介します。
ぜひ本記事をキーワード選定に役立てて、記事の上位表示を狙ってみてください。
- Googleキーワードプランナー
- Googleトレンド
- ラッコキーワード
- Ubersuggest
- キーワードファインダー
Contents
キーワード選定の方法〜7ステップ〜
キーワード選定は、考え方と順番を理解するまでが、慣れない作業で大変ですが、慣れてしまえばそこまで難しい作業ではありません。
順番に確認してみてください。
- サイトのテーマ・目的の確認
- ターゲット・ペルソナの確認
- 軸となるキーワードを決める
- キーワードプランナーで検索ボリュームの確認
- 関連サジェストツールでキーワードをロングテール化
- 想定読者の悩みからキーワードを出す
- キーワードを整理する
1.サイトのテーマ・目的の確認
キーワードを選定する前に「何を目的としたサイト」かをハッキリさせておきたいです。
- 認知をしてもらいたい
- 集客をしたい
- 売上をあげたい
- 問合せを増やしたい
など、サイトによって様々目的があるはずです。目的によってどのようなキーワードを選択すべきかが変わるので、あらかじめ確認しておきましょう。
2.ターゲット・ペルソナの確認
ターゲットは、サイトに訪れるのが予測されるざっくりしたグループ像です。
ペルソナは、ハッキリと一人の人物像をイメージします。
性別、年齢、住んでいる場所、仕事、趣味など思い浮かべることで、誰に届けたいかをハッキリさせます。
自分が狙いたい市場から、誰に届けたいかを決めておきたいところです。
3.軸となるキーワードの決定
細かいキーワードを出す前に「軸」となるキーワードを決めます。
大きな木をイメージして軸を作成します。大きく太い幹があってそこから何本にも枝分かれしている木を思い浮かべてみて欲しいです。
細かくロングテール化するのではなく、ビッグキーワードをここでは選びましょう。
例えば、「ホームページ」「キーワード」「SEO」などです。
4.キーワードプランナーで検索ボリュームの確認
次に決めた軸キーワードを元にGoogle キーワードプランナーやubersuggestで検索ボリュームの確認をします。
検索ボリュームは、大きければ大きいほど、そのキーワードで検索する人が多いですが、その分ライバル記事も多いです。逆に少なければ、そもそも検索する人が少ないので、決めたキーワードで記事を作成しても見られる可能性が低くなります。
バランスを見て決めたいところです。
5.関連サジェストツールキーワードのロングテール化
検索ボリュームを確認しても問題ないようであれば、次にそのキーワードをもとにロングテール化をします。
ロングテールは、キーワードをより細かくすることです。細かくなればなるほど検索する人がより細かく定まりますね。
6.想定読者の悩みからキーワードを再確認
さらにもう一度、想定読者を思い浮かべ、どんな悩みを持っているかを再確認してみます。
この時に使えるのが、実際の悩みや生の声を聞けるTwitter、YouTube、Yahoo知恵袋です。
軸となるキーワードで検索をしてみて、悩みを口にしていないか、悩みに関するアドバイスがないか確認してみてください。
7.キーワードを整理
最後に、ここまでで出したキーワードを整理します。
- メインキーワード
- カテゴリー
- キーワードごとの検索ボリューム
- 優先順位
- ターゲット
これらをエクセルやGoogle スプレッドシートにまとめると分かりやすいですね。
キーワード検索に使える無料ツール3選
本記事で紹介する無料ツールは以下の3つです。
- google キーワードプランナー
- google トレンド
- ラッコキーワード
ここで紹介している選定ツールは、基本的なツールですが最初から完璧に使いこなすのは難しいので、必要最低限の使用目的と使い方をおさえておきましょう!
Google キーワードプランナー
Google キーワードプランナーは、キーワードごとの月間検索回数を確認できます。
無料版では「0〜10」「10〜100」「100〜1000」「1000〜1万」のように表示されるので、この数字をみて検索ボリュームを判断します。
しかし、幅が広すぎて実際のボリュームの予想が難しいのでより正確な数字を知りたい場合は広告を出稿してみたり、有料版で紹介するubersuggestを使うとよいでしょう。
検索ボリュームは数字が大きくなるほど、そのキーワードで毎月検索しているユーザーが多いことになります。
Google トレンド
Googleトレンドは、キーワードの検索推移を1日・1週間・1ヶ月単位などで、分かりやすくグラフ化してくれるツールです。
過去にさかのぼって見ることができるので「いつ頃、検索する人が増えたのか」を知ることができます。
狙いたいキーワードの検索数が増える時期を狙って、記事を上げることでより高い効果を望めるのではないでしょうか。
ラッコキーワード
ラッコキーワードは、関連サジェストツールと言われ、軸となるキーワードと関連したキーワードをリスト化してくれます。
リストをそのままコピーして、エクセル化したり、再度キーワードプランナーにかけることも可能です。
意外な関連キーワードが見つかるかもしれないので、キーワード選定の際は使用してみてください。
キーワード 検索に使える有料ツール2選
有料で使えるキーワード選定ツールもありますのでこちらで紹介します。
- ubersuggest(ウーバーサジェスト)
- キーワードファインダー
ubersuggest(ウーバーサジェスト)
ubersuggestは、ニール・パテルさんというアメリカの有名Webマーケターが作ったツールです。
検索キーワードに関連されるキーワードを洗い出してくれるだけではなく、検索ボリュームや上位表示の難易度、また競合サイトに関しても調べることが可能です。
ちなみに最初の3回までは無料版が使用できるので、お試しで検索してみてはいかがでしょうか。
パーソナル | ビジネス | エンタープライズ |
個人や小規模向け1〜3サイトまで管理 | 中小企業向け4〜7サイトまで管理 | 大企業や専門業者向け8サイト以上を管理 |
2,999円/月 | 4,999円/月 | 9,999円/月 |
キーワードファインダー
キーワードファインダーでは、SEOに特化したキーワード選定を自動で行ってくれるツールです。
最初に登録したキーワードやサイト情報をもとに、ツールが自動で「おすすめキーワード」を選定してくれます。
さらに新しいキーワードに対して、「月間検索数」「SEO難易度」「関連度」を取得し、棒グラフで分かりやすく表示してくれる点は嬉しいですね。
スタンダード | プロフェッショナル | エンタープライズ |
3サイト登録可能管理キーワード数2,000件 | 10サイト登録可能管理キーワード数5,000件 | 30サイト登録可能管理キーワード数15,000件 |
50,000円/月(税抜) | 100,000円/月(税抜) | 200,000円/月(税抜) |
まとめ:ツールを目的に応じて使い効率化!
この記事では、サイト作成の際にとても重要なキーワード選定のおすすめツールに関して紹介いたしました。
おすすめのツールは以下の5つです。
キーワード選定を初めてする方は、まずは無料の選定ツールから使ってみましょう。キーワード選定に慣れてきたら有料のツールを検討してもいいのではないでしょうか。