現在、コロナ禍で対面営業が難しくなってきています。そこでインターネットを使ったビジネスをはじめたい!と思っている方は多いのではないでしょうか?
インターネットでビジネスをはじめる際に、何からはじめればいいのでしょうか?
ホームページ?
自社のホームページは作ってあるから、いずれ顧客がくるなんて思ってはいないでしょうか?もし、強力なネームバリューのある自社商品や独自のサービスをお持ちなら、これでもビジネスは可能かもしれません。でも、そういった会社は少ないのではないでしょうか?ちまたではホームページで自社商品が売れないということもよく耳にします。一般的に、1件の問い合わせを獲得するのにアクセス数は100必要だと言われています。自社のホームページのアクセス数を見てみてください。あなたが思っているより、アクセス数は多くないのではないでしょうか?
ホームページは多くの場合、名刺などに書いてあるアドレスを直接入力して検索されるか、GoogleやYahooといった検索サイトで見つけてもらうかでアクセスがあります。検索サイトで見つけてもらうためにはできるだけ、検索結果が上位のページ、しかも上段に表示された方がクリックされます。すぐに効果は出ないかもしれませんが、SEO対策が必要です。
どうすればいいの?
近所のスーパーマーケットを例に考えてみましょう。もし、スーパーにチラシがなかったら、館内を回らないと特売品はわかりません。だからスーパーマーケットには必ず特売品が載っているチラシがあります。あなたも「今日はこれが安い。だったらあれ作ろう」って特売品を購入したことがあるのではないでしょうか。
このチラシの特売品を売るということが、ランディングページ[i]を利用すればインターネットでも出来ます。ランディングページというのは、特にインターネット広告と相性が良く、縦長1枚のページでお客さんに興味を持ってもらい、そのまま商品の購入、サービスの利用まで進める事が目的で制作されます。
一般的にホームページというのは、ほとんどが自分たちの紹介のために制作されたものが多いです。また、会社であれば、その「会社紹介」、「商品紹介」といった複数の項目毎にページを制作するため、ホームページには複数のページが存在することが多いです。しかし、ランディングページはというと、縦長1ページのみです。
ホームページはスーパーで、ランディングページは特売品のチラシに例えるとわかりやすいでしょうか?ECサイトを除き、自社で商品を販売する会社の多くはランディングページを使用しています。あなたもインターネットで広告をクリックしたことがあれば、一度はその商品のページに誘導されたことがあると思います。それがランディングページです。
[i] 一口にランディングページと言いますが、次の2つの使われ方があります。
①広義のランディングページ
広義のランディングページは、あなたのサイトに訪問者が最初に訪れた(着地=ランディング)したページを指します。
あるユーザーがあなたのサイトのトップページから入ってきたら、このトップページがランディングページとなります。検索エンジンから直接会社概要のページにアクセスしたら、この会社概要のページがランディングページとなります。
②狭義のランディングページ
一方で、狭義のランディングページは、広告からの着地先として作られ、商品やサービスの申し込みなどに特化した縦長のページを指します。ほとんど、縦長1ページで完結しているのが特徴です。
インターネット上ではこの2つを混同して使っている場合が多く、注意が必要です。WEBマーケティング関連で「ランディングページ」と言う時は、ほとんどの場合は狭義のランディングページであることが多いです。ここでは「ランディングページ」というのは、狭義のランディングページを意味します。