今回の記事では、webに慣れていない初心者でも気軽に使えるデザインツールについてご紹介します。無料のツールでも多機能・高性能なものもたくさんありますよ。

Google検索で「デザインツール」と調べると、たくさんのデザインツールが出てきますよね。

たくさんありすぎてどのツールを使えばいいかわからないと悩むと思います。

初心者のうちは無料でデザインツールを使用してみて、ツールの使い勝手などを試してみたいですよね。

そこでこの記事では、デザインツールに関する情報をまとめました。

無料で使えるデザインツールも紹介しているので、最後まで読んでいただければ幸いです。

Contents

デザインツールでやれること

画像加工・編集

無加工の画像や写真を使用しても、その写真の見栄えを良くさせることはできません。

デザインツールは写真の被写体を切り取ったり、画像の色味を調整したりと様々な画像編集機能があります。

画像の加工や編集は、その画像をより綺麗に見せ読者にインパクトを与えるでしょう。

2つ以上の画像や写真を使用して合成もできます。一部の画像から被写体を切り取り別の写真を背景に合成、といったことも簡単にできていいですよね。

「宙に浮いたティーポットでカップに紅茶を注ぐ」といった非現実的な画像も作成できます。

イラスト作成

綺麗な線や図形の作成が可能なデザインツールがあります。

キャラクター作成やWebページのロゴ作成といったことが可能です。

またデザインツールの中にはiPadなどのタブレットにアプリをインストールするタイプもあります。

タブレットを活用すれば、線や図形を液晶に直接描くことができ、簡単にイラストをデザインできるでしょう。

UIデザイン

UIはユーザーインターフェースの略です。UIデザインはユーザーにとって使いやすいWebサイトの設計を行うことをいいます。

メニューバーの配置をレイアウトしたり、見やすいフォントに調整したりとユーザーファーストな設計をデザインツールで再現できます。

Webページの設計にはワイヤーフレームを使用しましょう。

ワイヤーフレームとはWebページ全体のレイアウトを決める図面のことです。

ユーザーが欲しい情報をパッと見ただけで判断できるサイト設計がWEB制作では重要になるのです。

おすすめの無料デザインツール3選

初めてデザインツールを利用するなら無料で試したいですよね?

そこで初心者でも使いやすい無料のデザインツールを紹介します。

Photopea

会員登録が不要でページを開いたらすぐに始められるツールです。

無料なのに多機能で、良く有名なデザインツールのPhotoshopと比較されています。

ただし一点だけ注意するとブラウザでの作業になるため、ファイルの保存はこまめに行いましょう。

作業途中でインターネットの接続が切れてしまった場合、ファイルが保存されていなくて痛い思いをします。

Photopeaは右側に広告があり画像の編集中、気が散ることもあるかもしれません。どうしても気になる方はPhotoshopの購入を検討してみてはいかがでしょうか?

Inkscape

Illustratorの代替として有名なツールです。Illustratorと同様に、線や図形を綺麗に描けるのが特徴ですね。

Webサイトのロゴ作成からグラッフィックデザインまで幅広くデザインできます。

またツール自体は大きくメモリを消費しないため、高スペックなパソコンを用意する必要もありません。

Inkscapeは機能がシンプルなため操作が覚えやすく、初心者におすすめです。

操作に慣れて来て「もっと細かい編集をしたい」と思ったのなら、Illustratorにステップアップしても良いかもしれません。

figma

ブラウザ上でUIデザインが無料でできるツールです。

ブラウザ上でできるメリットは、アカウントが登録してあればどのパソコンでも作業ができることです。

figmaではデザインしたファイルのURLを仲間と共有して共同作業を可能にします。

画面を共有して作業を行えるので、効率よくWeb制作が進むでしょう。Googleのスプレッドシートをイメージしていただければ分かりやすいと思います。

またプラグインを入れることで自分が使いやすいようにカスタマイズできるのも特徴的ですね。

おすすめの有料デザインツール3選

無料ツールに慣れてきてより細かい編集や加工をするなら、有料のデザインツールに移行しましょう。使い勝手の良いおすすめのデザインツールを紹介します。

Photoshop

画像編集・加工では右に出るものはいないAdobeが開発したソフトです。

有名メーカーなので誰もが安心して使えて信頼性は抜群。

写真の合成、総合的な加工、3Dデザインが可能でほぼ全ての画像編集が可能です。

操作の説明にはチュートリアルが採用されています。

テンプレートも用意されているので、加工したいイメージができて便利ですね。

Illustrator

こちらもAdobeで出しているデザインツール。

いろいろな図形や線を描くことができるため、様々な用途で使用可能です。

illustratorにはiPad版のアプリもあり、直感的にイラストを描くことができるでしょう。

アプリで作成したデータはパソコンへの移行もスムーズなため、ストレスなく作業ができますね。

またPC版でも綺麗にイラストは描けるので問題はありません。

illustratorはPhotoshopと似てると言われますが、写真など鮮やかな色を出すことができません。

その代わりロゴ作成やキャラクターデザイン・ポスターやパンフレットなどの印刷物を作成が得意です。

Sketch

UIデザイン界隈で有名なツールです。使用方法のチュートリアルがあって初心者でも操作を簡単に理解できます。ベクターデータによってデザインするので解像度が高く、容量も軽いため動作がスムーズなのも大きなメリット。

無料ツールで紹介したfigmaと同様に、Webサイトのデザインを共同で行えます。

Sketchにはテンプレートがたくさんあります。Webサイトの完成形を想像しやすいですよね。

またスマホ版でもSketchのアプリがあるんです。Webサイトのデザインを確認する際、すばやく連動できるため非常にスマートですよね。

ただしデメリットもあり、説明表記が英語のため操作になれるまで時間がかかるかもしれません。また対応OSはMac版のみでWindowsでは使用できないことも残念な点としてあげられるでしょう。

初心者でも使いやすい無料・有料デザインツールまとめ

現代では多機能なデザインツールが無料で使える時代になりました。

今回紹介した無料のデザインツールを使用して、少しでも画像編集に慣れることをおすすめします。

より良いデザインを追求するなら、有料デザインツールの購入を検討してもいいですね。

用途にあったデザインツールを使用して、快適なデザインライフを楽しみましょう!